【第三章】煙を外に出す自家製煙突を作ってみた。
これではもう室内で焼くのは無理かな~と思い、煙を屋外に出す方法がいかに無いものかを考え始めました。
扇風機で風を送って、煙だけを外に吐き出したりとかもやりましたが、結構面倒なのと、意外と煙のほうが重量があるのか、また外から風が入ってくることもあり、中々うまくいきませんでした。
ネットで色々検索をしたり、前少しお手伝いをさせてもらっていた焙煎所の様子を思い返したりしていました。
そこで、焙煎機から煙突を外に出そうと思って行動に移しました。
本格的な焙煎所のような煙突だと、壁に穴を開けないといけません。
それは賃貸ではもちろん無理なんですよね。
そこでぼくはどうしたかというと、下の図です。
焙煎機にお手製の煙突を設置し、壁も作り、窓で壁を挟み、煙だけを外に出すことにしました(笑)。
母が作るのを手伝ってくれました。
煙突と焙煎機の接合部分はこんな感じです。
上から蓋にポンと置いているだけです。
普通に安定しました。(笑)
外から見るとこんな感じです。
きれいに煙が出ていますよね(笑)
これでひとまず煙を外に出すことに成功しました。
しかしながら、使っていくと、このお手製煙突の問題点も明らかになってきました。
煙突を作るための材料
具体的には3つです。
全てホームセンターで簡単に手に入りました。
- 紙製の筒(ボイド管)
- 押出法ポリスチレンフォーム保温板(一般建築用)
- アルミ製のフレキシブルホースダクト
これらの材料を加工するのに、カッターとペンチがいります。
アルミ製のダクトホースは、太い針金が1本入っているので、それを切るためにはペンチなどが必要です。
ポリエチレンの板は、カッターなどで簡単に切ることができました。
自家製煙突の問題点
- 壁が硬めの発泡スチロールのため、外から風が強く入ってくると、煙突もろとも倒れてしまうことが時々ある。
- 煙を100%外に出すことはできない。(多分90%くらいは外に出る)
- 風が強いと、煙突の外の部分から煙が逆流してくる。
火災報知器が鳴ったところから考えればかなりの進歩ですが、それでも問題点は発生します。
一番は外の風が強いときが問題でしたね。
煙突を何かで固定すればいいのでしょうが、それは少しめんどくさかったのです。
第四章に続きます。