今回は「狭いお部屋にしか住めないよう〜」という方に向けて、狭い部屋でもゆったり座れるソファの特徴と、狭いお部屋におすすめのコンパクトなソファ「LDソファ」についてご紹介します。
LDソファとは、リビング(L)とダイニング(D)を一つの空間ととらえ、食事と休息を兼ねて使えるように設計されたソファのことです。
LDソファは普通のソファよりも低めで、ダイニングテーブルとの高さが合わせやすいのが特徴です。
また座面が硬めで、立ち上がりやすく姿勢も良くなります。
さらにコーナータイプやカウチタイプなど、様々な形やサイズのLDソファがあり、狭い部屋にも合わせやすくなっています。
では、具体的にどのようにLDソファを選び、どのように使うのがおすすめなのでしょうか。
今回は我が家のLDソファを新調したので、ソファとテーブルのお話です。お世辞にも激狭のお部屋なので、コンパクトに置けるのにくつろげるソファをずっと探していました。
そこで出会ったのがKEYUCAのステラLDソファ。激狭のお部屋でもくつろぐことができて超嬉しー。
狭い部屋でもゆったり座れるソファの特徴は?
狭い部屋でもゆったり座れるソファの特徴は、以下のようなものが考えられます。
- コンパクトなサイズ感のソファを選ぶ。幅120〜140cmほどのソファなら、1人で寝そべったり、2人で座ったりできます。
- 開放的なデザインのソファを選ぶ。ロータイプやアームレス、ワンアームなどのソファは、視界を遮らず、空間に抜け感を出すことができる。
今回は、①のコンパクトなサイズ感のソファに関して「LDソファ」について詳しくご紹介します。
ダイニングテーブルとセットで使えるソファが「LDソファ」
LDソファの一番の魅力はダイニングテーブルとセットで使えることです。
お部屋が狭くダイニングテーブルとソファを両方置くことができない場合は、それをひとつで賄おう!という考え方のソファです。
くつろぎの場所としても、またお食事の場所としても使いたいという場合には、やや低めのテーブルと高反発のソファを組み合わせることでコンパクトに実現することができます。
LDソファのサイズと高さの選び方
LDソファを選ぶ際に一番気をつけたいことは座面の高さです。
ダイニングテーブルとソファの座面の高さが合うように選びます。
ソファに座って食事・作業する場合の最適な高さは、「テーブルの高さ=ソファの座面高 +25cm前後」とのことです。(参考:https://aflat.asia/coordinate/guide/layout-plan/step2/low-table/sofa-height/index.html)
高さが合わないと、食事や作業をするときに不便だったり、姿勢が悪くなったりする可能性があります。
すでにテーブルだけは今のテーブルを使いたいという方は、テーブルの高さを調べてみて、ソファの座面高と比べてみてくださいね。
ただしLDソファの場合、通常のダイニングテーブルより低い高さのテーブルのほうが座った際にフィットする反面、テーブルと座面高のスペースが無い分、足を動かす際やソファに出入りしにくいというデメリットが発生します。
そのためテーブルは四角に4本の足が立っているテーブルではなく、テーブルの柱が中央に寄っているテーブルを選んだほうが足の出し入れがしやくなります。
今お持ちのソファを継続して利用される場合は、LDソファに座る時に足が出し入れしやすいかどうかも気にするとより満足度が上がるでしょう。
ソファと同時にテーブルを購入する場合は、LDソファとセットで販売されているものを購入するのがおすすめです。
LDソファを取り扱っている人気家具メーカー
LDソファを取り扱っている人気家具メーカーの一部を紹介します。
- ニトリ:ニトリは、お手頃価格で高品質な家具やインテリアを提供する大手家具メーカーです。ニトリでは、LDソファのシリーズとして「LD1」や「LD2」などがあり、色やサイズ、形などを自由に選べます。さすがニトリと言わんばかりの手頃な価格で購入することができます。
- KEYUCA(ケユカ):KEYUCAは、北欧スタイルの家具やインテリアを提供する家具メーカーです。KEYUCAでは、LDソファのシリーズとして「ステラ」や「アコードソファ」などがあり、シンプルでモダンなデザインが特徴です。また、KEYUCAのLDソファは、天然木やファブリックなどの素材を使っており、高級感があります。
- UNICO:ウニコ(unico)は、イタリア語で「たったひとつの」「大切な」「ユニークな」などの意味を持つインテリアブランドです。KINNA(キナ)というシリーズ、SWELLA(スウェラ)シリーズ、LOM(ロム)シリーズという主に3種類のシリーズがLDソファでの展開をされています。UNICOのサイトには「LDソファ」というページや特集がないので少し分かりづらいかもしれません。その他にもソファではないもののベンチスタイルも多様なラインナップを揃えています。
- カリモク:愛知県に本社を置く日本の木製家具のメーカーです。国内で生産された高品質な家具を提供しています。デザインや機能性、環境に配慮した家具づくりにこだわっており、グッドデザイン賞などの数々の賞を受賞しています。全国にショールームやギャラリーもあり、実際に家具を体感することもできます。こちらのページからWEBカラログも見ることができます。
KEYUCA(ケユカ)のステラLDソファの良いところとイマイチなところ
最終的に僕は、上記のメーカーを調査した結果、KEYUCA(ケユカ)のステラLDソファ2のコーナーソファとバリタオーダーテーブルを購入しました。
LDソファは「L」の形になるように購入したかったのですが、すでに同じ高さのウニコのベンチがあるため、狭い部屋のスペースがキツくなると予想して「コーナーソファ」だけを購入しました。
カバーのデザインやテーブルの木目柄・質感・コーナーの丸みなどの細部は店頭でスタッフさんと相談しながら決めました。
最終的にケユカに決めた理由
- ソファの足元が細い脚だけでスッキリして空間が広く見えたこと。
- 脚が細い分掃除がしやすいと思ったこと。
- 脚が中央に寄っているテーブルの中で一番デザインが良いと思ったこと。
- テーブルの下に物を置けるちょっとしたスペースがあること。
実際に使ってみて、良かった所といまいちだったな〜という所を実際に画像とともに紹介します。
良かった所
- 椅子の足元がスッキリしている。
- テーブルの下に荷物置きスペースがある。
- テーブルの柱が中心に集まっていて動きやすい。
- テーブルの質感やソファのカバーデザインを選ぶことができる。
椅子の足元がスッキリしてる
ソファ全体がコンパクトではあるが、背もたれは緩やかな角度でくつろぐことができ、コーナーに身体をもたれると足が伸ばせたり、寝転がる事もできます。
ソファーはクッション性よく腰が痛くなる事は今のところ全くありません。
ソファーの脚と床に隙間があるため掃除機が脚にあたることなく、ストレスなく隅々まで掃除することができます。
テーブルの下に荷物置きスペースがある
テーブルの下にはほぼ同じ長さの物をおくミニテーブルがありパソコン、ティシュケース、雑誌などを置くことができます。
また幅が絶妙に計算されており、ソファに座った時に自分の足が当たるということはありません。
物が置けるので本当に便利で、机の上にティシュケースなどが無い分スタイリッシュにすることができます。
しかし、実際に生活しているとティシュケースはすぐ使うことが多いのでテーブルの上に置かれている事が多かったです。
テーブルの柱が中心に集まっていて動きやすい。
普通のテーブルよりも高さが低い分圧迫感がありません。
柱が中央に集まっているのでソファから足を出し入れしやすくなっています。
テーブルの質感やソファのカバーデザインを選ぶことができる。
テーブルの質感や形状は店頭でかなりのバリエーションから選ぶことができます。
カバーのデザインも豊富に取り揃えており、背もたれの部分とお尻が付く部分でカバーのデザインを変えることができました。
オーダーが入ってから作り始めるため、初めから好きな質感と形に選ぶことができるようです。
実際僕は店頭で購入をしてから商品が届くまで1ヶ月ほどの時間を要しました。
ソファのカバーはカバーリング式で、ソファの後ろから外すことができ、汚れたらカバーは洗濯することができる仕様になっています。
イマイチだった所
- 値段は少し高め
- ファに足を伸ばして寝るには長さが少し足らなかった。
値段は少し高め
テーブルとセットということもあり、価格はどうしても高めになります。しかし購入した今では品質にかなり満足しています。
ソファに足を伸ばして寝るには長さが少し足らなかった
身長168センチですと膝くらいから脚がソファから漏れるので、別でオットマンに足を置いて寝ています。
まとめ
実際に購入した際の明細です。
今回はKEYUCAで購入させていただきましたが、送料が13200円、また組立費が3300円別途かかりますので、どこのブランドで購入するにしても必要な経費として発生してくると思われます。
その点も加味しつつ、素敵なソファを購入して快適なおうち時間にしてくださいね。