先日、新幹線で越後湯沢に行ってきました。
その際に新潟県南魚沼にあるホテル「里山十帖」に宿泊してきたので、ご紹介します。
この記事はこんな方に向けて書いています。
- 新潟で一生の思い出になる宿や旅館を探している方
- 記憶に残る宿やホテルの滞在を求めている方
- 越後湯沢周辺で良いホテルを探している方
- 新潟でミシュランの星の付いた夕食を宿でゆっくり食べたい方
- 新潟でオールインクルーシブの滞在を楽しみたい方
記事の最後では、里山十帖と合わせて行きたい越後湯沢周辺の観光もご紹介しいます。
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「里山十帖」で見つかる新しい発見
今回宿泊させてもらったのは新潟県南魚沼ある「里山十帖」さんです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、雑誌「自遊人」の編集長さんがオーナーの宿です。
予約の時点で客室をピンポイントに選んで予約します。
今回ぼくは204号室を選びました。
まずチェックインしてすぐのウェルカムドリンクで「新しい発見」。
クロモジって??
とぼくもこのとき始めてクロモジという植物を知りました。
クロモジ(黒文字、Lindera umbellata)は、クスノキ科の落葉低木。枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる。枝は箸に加工される場合もあるほか、抗ウイルス作用が知られ、葉を含めて茶外茶(クロモジ茶)にも使われる[1]。また香料の黒文字油がとれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%82%B8
都会に住んでるだけではダメですね。
204号室
204号室は、露天風呂付き Viewコーナースイートです。
眺望のいいVIEWタイプの客室で、建築家、海法圭氏の設計です。
面積は決して広くありませんが、ベッドルーム、リビング、アウトドアリビングの3ゾーンに分かれた空間は、ストイックでありながら快適。建築家増沢洵の「最小限住居」や「スミレアオイハウス」などを思わせる空間です。それぞれの空間はミニマムながらも、使い勝手のいい空間になっています。
https://www.satoyama-jujo.com/rooms/
スタイリッシュでありながら、落ち着ける内装でずっといられそうです。
wifiも全館で飛んでおり、快適にインターネットへつなぐことができました。
クリエイターの方はここでお仕事をしたら良い仕事ができそうですね。
客室にも露天風呂がついており、チェックインをしたら既に入浴ができる状態に準備されていました。
嬉しい気づかいですね。
アメニティは環境を配慮されています。
歯ブラシも手作りで驚きました。温泉に持っていくミニタオルはお土産にお持ち帰りください、とのことでした。
アメニティの説明(抜粋)
夕食
ミシュラン新潟2020で一つ星を獲得されている里山十帖さん。
「早苗饗(さなぶり)」という場所でいただきます。
今回はお食事と合わせていただくペアリングプランで申し込みました。
最初の前菜から最後まで1杯ずつドリンクを用意してくださいます。
アルコール用とノンアルコールもあります。
スパークリング、ワイン、もちろん新潟の日本酒まで幅広いラインナップで美味しかったです。
相方がノンアルコールでのペアリングでしたが、ノンアルコールのペアリングの方が斬新なオリジナルドリンクが多く「新しい発見」が多かったように思います。
お茶はお茶でも普通のお茶ではなく、里山十帖さんの近くで取れた植物やハーブを使ってアレンジしてくださいました。
お料理のコンセプトが素敵ですね。
前菜は近くの魚野川でとれた「かじか」の丸焼き
近くで拾ってきた小枝で刺してくれるところがもうまた素敵。
お肉のメイン料理は、朝採れたアスパラガスでした。
なんのこっちゃですね。
アスパラがあくまでメインで、豚肉はサブ、ということです。
このアスパラめっちゃ美味かった~。
最後はもちろん魚沼産のこしひかりです。
土鍋で眼の前で炊いてくださいます。
お米を炊いている様子は、ショート動画がありますので動画を御覧ください。
南魚沼でホテルのスタッフさんが米仙人と称えている清さんという方が作られているお米です。
※朝食のお米は清さんではないそうです。
煮えてすぐのパターンと、しっかり蒸らした後で食べ比べをさせていただきました(感動)。
お新香と味噌汁と一緒にいただきます。
食べきれなかったお米は、最後おにぎりにしてくださってお部屋に持って帰りました。
ぼくらがチェックインした日は16時から「おさんぽ」ということで、スタッフの方がホテルの周りを案内してくださいました。
その時にハーブや自生している山菜などの説明もしてくださり、夕食にそれが出てきたときの感動は最高潮です。
お散歩のときの様子
お散歩のときでもう絶景です。
お散歩の途中で、ハーブを育てていらっしゃいました。
都会に住んでいると見かけない植物の説明をしてくれたり、ワラビが普通に自生しているところなど新しい発見がたくさんあります。
今回訪問させていただいたのは6月ということで養蜂もされていました。
12月頃からは数メートルの積雪ということなので、景色は一変するのでしょうが、そのときはその時の姿も楽しみたいな~と思わせてくれます。
里山十帖の露天風呂
客室数が少ないため、お風呂も人気が少なくゆったりと入ることができます。
だれも居なかったので失礼してお写真撮らせていただきました。
時間によって男女が入れ替わるので、2種類あります。
控えめに言っても眺望最高です。
そして温泉がトロっと滑らなこと。湯の華もたくさん浮いていて温泉の濃さを感じさせます。
お風呂を上がると、ハンモックでくつろぐことができる場所があります(ごめんなさい、写真無いです)
そこに冷蔵庫があって、、、、
開けると。
新潟のご当地アイス「もも太郎」と冷凍みかん!!
最高じゃないですか。
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アクセス
関東から行く場合は、上越新幹線で越後湯沢駅へ行き、JRに乗り換えて約30分で大沢駅です。
大沢駅からは送迎か、もしくは宿にタクシーの手配をお願いすることもできます。
徒歩だと途中からずっと上りですし、たぶん1時間位かかりそうで厳しいです。
今回ぼくが宿泊した日はほとんどの方が電車で来られていました。
最寄りの大沢駅
ワンマン運行なので、越後湯沢から行くときは、越後湯沢駅の券売機で切符を買う(【注意】ICカードやiPhoneのSUICAなど電子マネーは一切使えませんでした)。
大沢駅で下車する際に、先頭車両の前で切符を車掌さんが回収して下車となります。
里山十帖に宿泊した後、大沢駅から乗車する場合は、大沢駅構内で乗車証明書を発行し、車内で車掌さんに精算します。
里山十帖ちかくのおすすめの観光地(越後湯沢周辺の観光)
宿泊した日の翌日は越後湯沢観光に行きました。
スケジュールは下記のとおりです。
- 越後湯沢駅までは電車で移動。
- レンタカーを借りる
- 魚沼の里の社員食堂でランチ
- 大地の芸術祭
- 清津峡トンネル
- 越後湯沢駅から帰る
大体所要時間は6時間ほどです。
魚沼の郷か大地の芸術祭のどちらかを削ればもう少しゆったり観光できるかもしれません。
レンタカー手配は、ネットでの事前予約が便利!
魚沼の里
越後湯沢駅から車で50分ほどかかりますが、八海山醸造の大ファンですので伺いました。
広大な敷地に色々な施設が集まっています。
パン屋さん、八海山醸造の社員食堂(だれでも入れる)、八海山醸造のショップ、ビール工場などなど。
散歩も気持ちよさそうです。ゆっくり見るなら3時間くらいみてほしいですね。
ランチは「みんなの社員食堂」にて。
景色も最高です。
ゆず入りの甘酒がランチに付いてました。ゆずが入った甘酒始めて飲んだ。
豚の生姜焼きです。さすが醸造元がやっているだけあって麹などをふんだんに使ったメニューでした。
ショップもスタイリッシュで探検が楽しみです。
新潟でしか販売されていない日本酒などもありますのでお土産にどうぞ
魚沼の里,八海山,雪室,猿倉山ビール醸造所,千年こうじや…
大地の芸術祭
大地の芸術祭とは、新潟県の越後妻有地域で行われている世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア。
アートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。
つまり新潟県の南の方で、いろんな所にアートが点在してるよ、ということです。
ぼくはその一部しか行くことができませんでしたが、土日はモデルコースも充実しており、ぜひモデルコースを参考にしてみましょう。
平日は火曜水曜を中心にお休みの施設が多いので、行程を組むのが大変です。気をつけてください。
下の画像は、「たくさんの失われた窓のために」という内海昭子さんの作品です。
2023年11月5日まで公開されています。
作品はとても多くあり1日や2日で回りきれるものではありませんが、里山十帖のホテルを選ばれるあなたならば、作品の良さがきっと分かると思います。
清津峡トンネル
これはもう多くの方がご存知かもしれません。
公共交通機関でも行くことができますが、バス停から施設までかなり歩くので車で行くことをオススメします。
また繁忙期は入場が予約制となっているので気をつけてください。
まとめ
里山十帖がおすすめの方の方はこのような方だと思います。
- 感性を磨きたい方
- 植物やハーブが好きでナチュラル志向の方
- 日頃から丁寧な生活をされている方
- ご自身でも料理が大好きな方
料金もそれなりにしますが、コンセプトのはっきりした宿に宿泊されたい方にはぜひおすすめしたいお宿です。
客室によってコンセプトやデザイン、家具までもが異なります。家具はデザイナーさんが作られたものばかりで、里山十帖さんで購入することもできるようです。
また自遊人グループは箱根と滋賀県大津市にも系列ホテルがあります。
箱根に位置する「ブックホテル箱根本箱」と東海道五十三次で最大の宿場町だった大津の世界観を出した「HOTEL 講 大津百町」の2つがあります。
今回里山十帖に宿泊させていただいて、チェックアウトの際に自遊人グループで使える割引券を9000円(有効期限1年間)いただきましたので、また次回どちらかに泊まってみたいと思います。
ご興味ある方はぜひ里山十帖を訪れて、感性にささる体験をしてみませんか。
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