コーヒー豆の焙煎は儲かるのか?|会社員がコーヒー豆の販売を行った副業の収支を公開

給料の他にあと数万円使えるお金があったら旅行だって行けるし、高いコーヒー豆を買うことだってできる、と思ってらっしゃる方に、趣味を副業にして月2万円稼ぐ提案をしています。

大好きなコーヒーを副業という形に変えてみませんか?コーヒー好きさんなら誰でもできる月2万円を稼ぐコーヒー焙煎豆の販売副業の始め方を解説しています。

ぼくもコーヒー好きがこうじて、自宅で豆を焙煎するようになり、今では趣味も兼ねてコーヒー豆の販売や、イベントへのコーヒースタンド出店を行っています。

今ではコーヒーの収入だけでコンスタントに月々2万円は少なくとも稼げるようになっています。

最初はコーヒー豆を販売しようにも何から始めたら良いのかわかりませんでした。

そしてどのくらいお金が必要で、掛けたお金を回収できるかもよく分かっていませんでした。

そこでこの記事では、サラリーマンが副業でコーヒー豆のネット販売を行った場合、どのくらいの売上があって、どのくらい原価がかかり、どのくらいのお金が残るのかを詳細に記しています。

この記事を読めば「サラリーマンが始めたコーヒー豆副業の収支」が分かります。

この記事を読んでいただいた方の中で、趣味を兼ねた副業で月2万円を稼げるようになる方が増えたら嬉しいです。

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コーヒー焙煎で月2万円以上の副収入だった

ぼくはダイニチ工業から発売されているカフェプロという小型の焙煎機を使って、コーヒー焙煎の副業をしています。

これまで500回以上焙煎をして、焙煎したコーヒー豆をネットショップで販売してきました。

副業を始める前は、ただのコーヒー好きです。

子供の時の将来の夢はケーキ屋さんでした。

それが大学生くらいに「カフェを開きたい」に変わり、実現していないまま今に至っています。

サラリーマンで普通に働いたところ、新型コロナウィルスのパンデミックが2020年に発生し、仕事が激減し計画休業になる始末でした。

その時にはじめは大量に時間が余るようになったため色々勉強し、かねてから興味のあったコーヒーの焙煎を始めたという経緯です。

いつかは自分のリアル店舗も持ちたいと思って色々模索をしています。

2020年11月からネットショップやメルカリなどで販売を始め、この記事を書いている時点で2年ちょっと経過しています。

本当に月2万円の収入があったかどうか信頼を得るためにも、2021年6月からの実際の数値をお見せします。

2021年からのリアル収支はこちら

下の表が一年間の売上とかかった費用、そして収益です。

一番下の黄色く塗った「合計」の部分が収益になります。

自宅で焙煎をしているので、光熱費や家賃はここでは計算に含めていません。

コーヒー焙煎で副業を始めたのは2020年後半からですので、初期費用はこの表には含まれていません。

下のグラフは上の表をグラフ化したものです。

  • 支払手数料:ECサイト「BASE」に取られる手数料
  • 荷造運賃:ECサイトなどを通さずクリックポスト等で郵送した場合の送料
  • 広告宣伝費:イベントに出店した際の出店料前払い
  • 仕入高:コーヒー豆や包装などの費用

下から2行目の「仕入高」は、殆どがコーヒー豆代になります。

コーヒー豆は一括で仕入れするため、月によってかなりばらつきがあります。

コーヒー豆は一度に全てを消費できる訳では無いので、計算上難しいですが、この期間に購入したコーヒー豆代が含まれているということでお考えください。

年間で359.472円の売上があり、103.447円の原価と経費がかかり、最終的に256.025円の収益が残りました。

月でならすと、月21.335円の収益になりました。

初期費用と回収期間

コーヒーのネット販売を始める際の初期費用の目安を解説します。

下の表は実際にぼくが2020年にネットショップを始める際にかかった費用です。

当然コーヒー豆の種類と仕入れる量、包装、器具の種類に左右されますが、参考程度に見ていただけると良いと思います。

合計で約15万円というところでしょうか。(2023年6月21日更新)

副業ということもあり、自分の労働力は計算には含まれていませんが、大体収益率は販売する豆にもよりますが60%~75%です。

ぼくの場合2000円の商品を売れば、900円くらいの利益が残る構造です。

2021年は月2万円程度の利益が出来ましたので、初期費用の回収は約7ヶ月ほどです。

当然コーヒー豆や包装は売れれば売れるほど足していきますので、その分の消耗品代は別途加味しています。

まとめ

いかがでしょうか。

普通のサラリーマンが自宅で小型焙煎機を使ってコーヒー豆を販売しても売れるんです。ということをまず知っていただきたいです。

コーヒー豆の販売を始めるための届出の提出や申請については「コーヒー豆を焙煎して販売する方法|届出と許可まとめ」の記事でまとめています。

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