一般的に副業をはじめようとした初心者の方が「結局何から始めればいいの?」と最初の一歩で挫折してしまうケースは非常に多いのではないでしょうか。
ぼくはコーヒーが好きで、自宅でコーヒー豆を焙煎するようになり、4年ほど前からコーヒー豆の販売や、イベントへのコーヒースタンド出店を行っています。
今ではコーヒー豆の販売収入だけでコンスタントに少なくとも月2万円は稼げるようになりました。
そこでこの記事ではコーヒーが好きな方の中で、「副業をしてみたいな~」と思っている初心者の方でもコーヒーで月々2万円のお金を稼げるような方法を紹介しています。
この記事を読めばまずは「コーヒーの趣味で副業をするには何からやってみよう」かが分かります。
ぼくがコーヒー豆の販売を始めてから培ってきたコーヒーに関する経験を凝縮しています。
先にお断りをしておきますが、この記事のコンセプトは「副業でがっつり!」ではありませんし、割の良い稼ぎ方であるとは言いません。
「趣味」を「副業」に転換して「趣味」と「副業」を並走させることで、月2万円というお金を稼げるようになり、少しでも「心」と「お財布」に余裕が生まれることを目的としています。
後半では、副業が失敗で終わらないように気をつける点も書いています。
ぜひ最後まで読んでいってください。
コーヒーを仕事にする副業の種類5選
- コーヒー豆もしくはコーヒーに関するグッズの販売(ネットショップ、ECサイト)
- イベントや地域のマーケットに出店してドリンクやコーヒー豆を販売。
- コーヒーショップや焙煎所でバイトする。
- ブログやInstagramなどのSNSでコーヒーに関連する情報の発信。
- You tubeでコーヒーの焙煎方法やカフェラテの作り方などの情報発信をする。
コーヒーの好きを仕事にする方法はこのような種類があるでしょう。
「フロー型」ビジネスと「ストック型」ビジネス
上記の5種類の稼ぎ方を2つの分類に分けてみます。
「フロー型」と「ストック型」といいます。
副業に少しでも興味がある方はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
- フロー型:働いた分だけ収入が生まれる「狩猟型」ビジネス
- ストック型:自分が働かない日も収入を生む「農耕型」ビジネス
出典:https://liberaluni.com/recommend-side-business-2021
フロー型とストック型に分けた場合はこちらです。
フロー型
- コーヒー豆の販売、ネットショップ、ECサイト
- イベントや地域のマーケットに出店してドリンクやコーヒー豆を販売
- コーヒーショップや焙煎所でバイトする
ストック型
- ブログでオススメのカフェや焙煎所の情報発信
- You tubeでコーヒーの焙煎方法やカフェラテの作り方など何かしらの情報発信をする
どちらが良いかはご自身の働き方や価値観によっても異なるでしょう。
しかしながらストック型をすぐに始められる人は少ないと思います。
オススメはフロー型で知識や経験を積んで、徐々にストック型に切り替えていくというのが一般的です。
ぼくが現在このブログでストック型に挑戦中です。
自分でコーヒー豆のネットショップをやって、イベントに出店しつつ、今このブログで情報発信を行っています。
コーヒーの趣味を副業に変えるメリットとデメリット
好きなコーヒーを副業として仕事にするメリットとデメリットを解説します。
・カフェ開業前の練習になる。
・小売やECサイトの練習になる。
・個人で稼ぐ力を身につけることができる。
・コーヒー豆を大量に仕入れるため、家でコーヒー飲むのに困らない。
・自分で勉強も兼ねて色々な種類のコーヒー豆を仕入れるので、味や違いを覚える。
・交友関係が広がる。友達との会話が広がる。
・カフェにあまりいかなくなり、今までカフェに費やしていたお金が浮く。
・次の副業に繋がる。夢が広がる。
・必ずしも割の良い稼ぎ方とは言えない。
・売れなければ生豆が在庫として残る。
・コーヒー以外の勉強にもかなり時間を割かないといけない。
・少なからず初期費用の投資が必要。
正直副業として割のいい稼ぎ方とは一切思っていません。(笑)
少なからずお金と大量の時間が必要になります。
しかしながらそれを上回るメリットはあると思っています。
コーヒー豆の販売を副業で始めるならば、その先にブログのようなストック型ビジネスに移行することも出来ます。(このブログで成功体験作りたい!)
民泊や宿泊業を営んでいる方であれば、自家焙煎の豆を置いて自分の民泊のお部屋に付加価値をつけることだってできます。
副業の先の副産物がすごいです。
ぼく自身始めてみてよかったと心の底から思っています。
コーヒーの副業で商売への考え方も広がり、コーヒーを通じての交友関係も広がりました。
コーヒーの趣味を副業に転換する一番のおすすめはコーヒー関連のオリジナル商品を作ること
- コーヒー豆もしくはコーヒーに関するグッズの販売(ネットショップ、ECサイト)
- イベントや地域のマーケットに出店してドリンクやコーヒー豆を販売。
- コーヒーショップや焙煎所でバイトする。
- ブログやInstagramなどのSNSでコーヒーに関連する情報の発信。
- You tubeでコーヒーの焙煎方法やカフェラテの作り方などの情報発信をする。
上記で紹介した①と②は何か販売できるものを用意しなければなりません。
ぼくが一番オススメしたいのは、コーヒーに関連して何かオリジナル商品を作って販売することです。
やっぱり「コーヒー豆を焙煎して売る」が、オリジナル商品で一番分かりやすいです。
オリジナル商品を作って販売することの何がおすすめなのか。
- 自由度が高い。
- 趣味で終わるよりもずっと勉強になる。
- オリジナル商品を作った先に、情報発信などの未来がある。
- 自分だけの商品を作ることが面白い。
- BtoCの販売で顧客の感想をダイレクトに感じることができる。
「オリジナルのコーヒー豆を販売する」ということは選択肢はさほど多くはありません。
オリジナルの定義はそれぞれ異なると思いますが、①自分で焙煎するか、②その手前段階でのコーヒー生豆の仕入れを変化させるか、③売り方や売る場所を変えるか、というところでしょうか。
しかしここで、ひとつ疑問が生じます。
「自分が副業でコーヒー豆の販売に参入しても、既にたくさん焙煎所もカフェもあるしスタバだってあるし、どうせもう売れないでしょう?」
ぼくも始める前はそう思っていました(笑)。
本業として自分でカフェや焙煎所を始めるならばそれ相応の準備が必要です。
しかしぼくが提案をしているのは「趣味と副業の並走で月2万円」を達成することです。
全然余裕で達成できます。
それこそ月2万円行けたら、更に上の金額も全然すぐ見えてきます。
ネットショップだけの運営ならば初期投資が少なく、近い将来「カフェや焙煎所をリアルで開業したい」という方の練習としてもいいと思います。
ぼくもその一人です。
③の「コーヒーショップや焙煎所でバイトする」はあまりオススメができません。
最初に少しだけ練習を、とも思われるかもしれませんが、実際に少し焙煎所でバイトしていましたが、その時間があれば自分で先にとりあえず販売を始めたほうが何十倍にも勉強になるからです。
とにかく「売ってみなはれ」精神です。
④~⑤は自分で商品を用意しなくても何かしらの知識、情報を提供すれば稼ぐことができます。
しかしながら後述しますが、提供できる知識や情報があれば別ですが、何もない状態でブログやYou tubeのスタートは厳しいかもしれません。(あくまでコーヒー関連の話)
しかしカフェ巡りなどが好きで、こだわったお店の紹介など一定のコンセプトを持って情報発信を続けるのであればアフィリエイトや企業案件などでの収益化が見えてくるかもしれせん。
下の図のような、Googleで検索した際に、検索窓の下に出てくる「検索のツールバー(バーティカル検索)」があります。
検索ツールバーとは、検索窓の一列下に横並びで表示されている文字列のことです。
検索ツールバーの文字列の「すべて」以降の順番は、検索するキーワードによって異なります。
これによってGoogleがどの要素を重要視しているを推し量ることができるため、2番目に「動画」が来るようなキーワードでのコンテンツ作りは良いのかもしれません。
副業が失敗で終わらないために
最後に副業を始めようと考えているあなたへお伝えしておきたいことです。
副業が必ずしも成功するとは限りませんが、それでも失敗させないためにできることはあります。
- 趣味を自分の強みとして活用する
- 自分の楽しくないことで稼がない。
- 小さく始める。
- 副業を楽しむ。
趣味を自分の強みとして活用する
あなたがもし昔からコーヒーが好きで趣味ならば、それは「あなたの強み」であり、立派な「武器」です。
全く強みのない分野で副業を始めると、もう本当に精神的にボッコボコにされます(笑)。
副業とはいえ、小さなビジネスです。コーヒー関連は個人事業主も多く小さい規模でされている小売業中心ですが、それでも他の方はあなたよりもずっとプロです。
その中で戦っていくわけですから、武器が欲しいわけです。
その武器を大体の人は何も持っていないと思いがちですが、趣味も立派な武器です。それをどう活かして戦っていくかが分かれ道です。
まずはごちゃごちゃ言う前に、まずは副業を始めてみましょう。
とりあえず売ってみること。
売れたらもう本当に嬉しいことこの上なしです。
僕も自分のコーヒー豆が初めて売れたことを今でも覚えています。
またテイクアウトでコーヒーを出して目の前で「美味しい」と言われたときの感動はたまりません。
自分の楽しくないことで稼がない。
「お金がもっとほしいから」という理由で副業を始める方は多いと思います。
ただそれだけだと具体的な熱量が弱く続かない方が多いです。
副業を行うと、恐らく皆さんは本業があると思うので、その合間の時間を縫って副業を行うはずです。
そうするとどんどんしんどくなるばかりです。
なので、僕は皆さんに趣味を副業に転換して並走させることを推奨しています。
ほぼ趣味なのか副業なのか分からないくらいの状態が良いと思っています。
小さく始める
初期費用を極力小さく始めることで、心の重荷が減り、より副業を楽しむことができます。
以前僕はひと部屋賃貸で借りて、ダンススタジオを副業として運営していました。
売上も経つし、お金も残るしでそれはそれで良かったのですが、物件の保証金や鏡やらで結構な初期費用が発生しました。
しかし月2万~5万くらいの収益で、その初期費用をまず0にしていくことが非常に心の重荷になってきます。
初期費用を数年で払うことができることが理想という話を聞きますが、初期費用はかからないことが一番です。
オンラインでのコーヒー豆の販売であれば、ネットの維持費はかかりますが、非常に少ないコストで始められます。
そういった初期投資の少ないことから始めてみましょう。
副業を楽しむ
これは、先ほど「楽しくないことで稼がない」と内容が一部被りますが、副業を始めてからも副業を楽しんでほしいです。
趣味と並走の副業であったとしても、副業を始めたあなたは何かしらのスキルアップされていると思います。
また何かを販売されているならば、少なからず多少の外的緊張に晒されていることと思います。
緊張の発信源がどこからかによって、人は成長すると思っています。
しかし会社員などで社内から受ける「二度と失敗できない」などの緊張はあまり良い緊張とは言えません。
副業での「成長」も含めて楽しんでほしいと思います。
まとめ
趣味のコーヒーを副業に変える方法や、そのメリット・デメリットに付いて解説いたしました。
コーヒー好きならやって損はありません。
何度でも言います。
もう色々な人がやっているから自分のコーヒー豆なんて売れないのでは?と思う方もいませんか?
コーヒー豆は皆さん嗜好品として毎日飲むものであるから、必ず毎月毎週買う人が世の中にいます。
大丈夫です。
ちゃんと売り方を考えれば、売れます。
足を一歩踏み出す方が一人でも増えれば嬉しいです。