「自分のカフェであまりお金をかけずに自家焙煎を始めてみたいな~」
「少しずつ焼けるサンプルロースターがほしい」
「副業でコーヒーの焙煎をしてみたい」
この記事はそういった方に向けて書いています。
ぼくはダイニチ工業さんのカフェプロMR-101を使って、今まで500回以上焙煎をしてきました。
そのカフェプロが小規模のカフェや自宅におすすめの理由を紹介します。
小規模の自家焙煎におすすめの全自動小型焙煎機「カフェプロMR-101」のおすすめポイント
おすすめのポイントです。
- 場所を取らない。
- 全自動で生豆を入れたらボタンを押すだけ。
- 120gずつ焼くことができるので、ロスが少ない。
- 「焼きたて/焙煎したて」をアピールできる。
- 連続焙煎が可能
- 煙突を立てる必要がない
場所を取らない
カフェプロは業務用に利用できる能力がありながら、とてもコンパクトです。
見た目はかっこいいとまでは言えませんが、昔ながらの機械の姿をしています。
サイズは幅25センチ✖奥行き26.5センチ✖高さ37.5センチです。
電源は100Vに対応しているので、ご家庭でも利用することができます。
全自動で生豆を入れたらボタンを押すだけ
焙煎は全て全自動です。
上部にあるドラムの中に生豆を入れて、3✖4段階のボタンを選べば約23分で豆を焼いてくれます。
カフェプロMR-101は全自動で焙煎ができるので、1回の焙煎が約23分他の作業をしながら、豆を焼くことが出来ます。
120gずつ焼くことができるので、ロスが少ない。
欲しい少量をその分だけ焼くことができます。
一杯のコーヒーに使うコーヒー豆はお店にもよりますが、10g~20gでしょうか。
一回の焙煎で最大100gの焼けた豆が出来がありますので、5杯~10杯分です。
「焼きたて/焙煎したて」をアピールできる。
小規模カフェやまだ駆け出しの副業を志す方であれば、「焼きたて/焙煎したて」は大規模店舗との差別化になります。
小型の焙煎機だからこそ注文をいただいてから少量ずつ焙煎する、といううたい出しをすることができます。
煙突を立てる必要がない
少量焙煎のため煙が出ることは出るのですが、焙煎所のような量は出ません。
飲食店さんの場合であれば窓を開けたり換気扇を動かせば十分対処できる煙の量です。
自宅で使う場合、ぼくはベランダでの焙煎をおすすめしています。
デメリット
次はデメリットです。
- チャフがよく残る。
- 少量しか焼くことが出来ない。
チャフ(コーヒー豆の溝のところに残っている薄皮)がよく残る。
カフェプロMR-101はドラム式焙煎機です。
熱風式はチャフを風で飛ばしてくれます。
しかしドラム式の場合、飛び散ったチャフの逃げ場がないためドラムの中に溜まりやすい傾向があります。
カフェプロはチャフの逃げ場が構造上あり、そこにチャフが溜まる仕組みにはなっていますが、気持ち程度のチャフしか取り除いてくれません。
そのため焙煎した後は金網などで、チャフを手作業で取り除く作業が発生します。
画像は私がチャフを取り除く様子です。
これが1回あたり3分程度かかります。
少量しか焼くことが出来ない
少量で焼くことができることの裏返しは、少量しか焼くことができないことですよね。
カフェに焙煎機を導入した後、売上が順調に伸び、コーヒーの提供量が増えてしまうと、カフェプロでは一回の焙煎量が少ないため、負担が大きくなる可能性があります。
ご自身のお店や内容とバランスを見て考えてみてください。
まとめ
お店の規模にもよりますがぼくは小規模な飲食店さんであれば最初の導入としては、カフェプロでも対応可能と考えます。
ダイニチ工業様の正規の分量では一回の焙煎は生豆120gと記載がありますが、ぼくは多いときは160~180gでも一度の焙煎で焼いています。
そこまで考えていただければ、もう少し焼くことができる機械を考えてらっしゃる方には量の問題も少しは軽くなると思います。